スカパー!のアニマックスで「おお振り(おおきく振りかぶって)」を。
正直野球アニメなんて今まで見た中で面白いものもなく、どれもこれも見る気にならないものばかりでしたが、おお振りはちがった・・・(;・∀・)。
1話を途中から見ていたのですが、三橋君のへたれっぷりに唖然でした。ヘタレキャラは結構好きなので、ルージ君も、(丹羽)大助も、セナ君も、ツナも・・・だめっぷりも含めて好きですが、三橋のそれは類い希にみるへたれっぷりで・・・。シンジ君なんて遙かに良い方です。でも、3話くらいで泣きましたけどね。
予告CMだけでも三橋君のへたれっぷりはかいま見れますが・・・。
ゾイドジェネシスは感情移入しにくいですが、「おお振り」は、三橋君(ミハミハ)、阿部君、百枝監督(モモカン)、志賀先生(しがぽん)と親近感というかなんかこの辺の気持ちはわかりやすいキャラがそろっているのですんなりと入って行けたものです。なんじゃこのヘタレと思った三橋君・・・まるで自分見ているようです・・・orz。
とはいっても、野球のルールやシステムはサッパリなのでその辺はよくわかりませんが(コミックだと「シニア」とかの解説が載っています)。
さて、花井君は(アニメ女子部でお馴染みの)谷山紀章、ところどころに(Club AT-X AT-X学園の)岸尾先生。田島君は(ながされて藍蘭島の行人の)下野紘。某所で下野紘が下手だとあって、藍蘭島見る限りではそう思わなかったのですが、「おお振り」見ると田島君・・・天然なのは解るけど・・・やっぱ声優がヘタだと思う、素人目にも。
少ししか見なかったホイッスルもだが、チームスポーツなアニメは登場人物多すぎて覚えられませんorz。名札くらい付けて欲しいものでw。
泣ける話。で、3話。阿部君が三橋君を理解する―捕手を解る―シーン。
阿部君「(こいつ、なんて頑固な。それにしても、冷たい手だ。緊張してるんだな。なっ、指先が硬い。マメがタコになってるんだ。スライダーのタコ、シュートのタコ、こいつはこのタコを作るまで、あのコントロールを身につけるまで一体何球投げたんだろう。こいつはこんなに努力してるのに。頑固なんかじゃない、自信がないんだ。こんだけ投げても自信、持てないんだ。中学の時の奴らが、こいつから自信を根こそぎ取ってったんだ。こんなに努力している男を、理解しないまま、チームから追い出したんだ。)」
阿部君「お前は・・・いい投手だよ。」
阿部君「(むかつくけど、イライラするけど。)」
阿部君「投手としてじゃなくても、俺はお前が好きだよ。だってお前、がんばってんだもん。」
阿部君「(こいつのために何かしてやりたい。こいつの力になりたい。!。それが捕手か)」
7話。三橋君と三星の旧友達が和解するシーン。
三橋君「(中略)でも、今日は来て良かった。だって、俺はずっとみんなと野球したかったんだ。今日みたいに、ずっとしたかったんだ。」
叶君「野球したっつーたって、敵同士じゃねぇかよ」
畠君「おい」
叶君「だって、ずっと一緒だったのに」
心理描写としてもいいですよ、三橋君の健気さとその心境、そして中学時代の辛酸たる想い出・・・。泣けますよ・・・えぇ。