スカパー!のアニマックスで攻殻機動隊S.A.C Solid State Society (+タチコマな日々)を…。
物語は2nd GIGより素子の去った2年後、新人20名を増強した新生公安9課。降りかかる事件を、リーダーとなったトグサを筆頭に取り組んでいた。拡大基調の9課の理由を説明する荒巻課長の思慮、それぞれの思い・・・。
トグサ君のピンチに出てくる少佐の格好いいこと・・・。もう、ハラハラっすよ。
アニマックスで放送された攻殻機動隊S.A.C Solid State Society の予告、良くできているなぁと・・・。「この場面はこれか・・・」と思うのですが、「よくもまあ、こんなふうにつくりやがって」というか、なんというか・・・。
個人的には攻殻機動隊はところどころしか見ていないのですが、そんな人間でも楽しめる作り、ハイクオリティな映像、こったストーリーと台詞には感服。そして、100分という中で、現実の問題と切手も切り離せないような「高齢化」「少子化」「虐待」といったキーを取り込んだ中身はさすがだと思います。
ただ、100分という時間で見るのはすぅっーと見てしまうのですが、こう、ナンというか、重みというものが欠けると思うのです。例えば2nd GIGは80割方見ましたが、問題の背景や政治的圧力と駆け引き、個々の思慮というものが伝わってきたのですが、今作に於いてはそれか全くない。2部-3部作にした方が重厚なストーリーが描くことが出来(当然)、元々のファン層には受け入れられるのではないでしょうか? ただ、今作は比較的知らない人間が見てもわかりやすいことを挙げると、今作を見た人間が1st/2ndを見るという、マーケットを作り出す良いキッカケになっているのかも知れません。
攻殻機動隊3作品は5月に13日(日)から3週連続でスカパー!のアニマックスで放送されますので、ぜひ。